佐野・葛生の郷土料理です。昔から「一年を無病息災で過ごすために、
正月の三が日は身内話を悪魔に聞かれないよう悪魔の耳に例えたうどんを食べる」という奇習に由来しているようです。

出流山満願寺の参道には、約10店舗の名物出流そば店があり、また、民宿などでも食べられる。
もともとは満願寺へのお参りの方や猟師がメインのそば店であったが、美味しいと評判になり、
現在では満願寺へのお参りと出流そばを目当てに、県内はもとより近県からもマイカーや観光バスの団体などが訪れる。

黒磯地区の各飲食店で巻狩にちなんで開発した料理が食べられる。

「しんこ」は新粉のことを意味するほかに、稲荷神社の信仰をするという意味もあり、「しんこまんじゅう」は精白した田沼産のうるち米の粉と小豆をおいしい田沼の水で手間暇かけて練って仕上げたものです。
昔からこのまんじゅうを食べると無病息災になるといわれています。

蒸したジャガイモを、串刺しにして揚げた後、特製ソースをかけて仕上げたもの。甘味とホクホク感のあるジャガイモが、甘すぎないソースとマッチしている。やはり揚げたてがいちばんおいしく、小腹がすいたときにはほどよい。

豊富な食物繊維とカルシウムは、健康に役立つことが見直されている。日本古来のグルメ食品であり、素材を生かした卵とじ、五目めし他、工夫次第で料理の範囲は広がる。